エンコーダー付サイクロ減速機緊急修理
対処方法 | 緊急修理 |
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型式 | 住友製サイクロ減速機 CNHM2-6100-VV-6 |
カスタマーボイス | 減速機より異常音及び発熱発生の為分解整備を実施 |
損傷状況 | 出力軸受異常摩耗 減速部損傷摩耗 |
所要時間 | 1日 |
処置・改造案 | 異常原因は、出力軸がベルトに過大に引っ張られた事による 出力軸受損傷及びオイルシール脱落 上記によって出力軸が振れる為、減速機内の主要部品も損傷 モーター軸の偏心軸受嵌合部が異常摩耗及びキー溝肥大のため修正加工 その他、損傷部品も取替実施 ※エンコーダー付の為、分解時は慎重になりましたが、短納期にて対応が出来ました。 |
修理や改造内容の詳しい説明
工場内搬入状況
出力オイルシール脱落状況
エンコーダー取り外し中
減速部分解状況(グリス汚損大)
モーター軸異常摩耗状況(偏心軸受嵌合部異常摩耗及びキー溝肥大)
出力軸受損傷確認(外輪の偏った箇所に金属疲労によるフレーキング発生)
モーター軸損傷箇所修正加工状況(軸が特殊で入手困難、短納期希望の為)
減速部組立状況(損傷部品を取り替えて新グリスにて組立)
施工後現地取り付け状況