集塵装置用モーター緊急修理
対処方法 | 緊急修理 |
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型式 | national製モーター 5.5kw 2P 200V |
カスタマーボイス | 集塵機用のモーターが起動しなくなった。操業に影響が出るため早急に復旧してほしい。 |
損傷状況 | モーター内水浸入による絶縁不良 |
所要時間 | 1日 |
処置・改造案 | 現地取り外し・取り付け作業 工場内整備 ・モーター軸受交換 ・コイル洗浄 ・乾燥 ・集塵機分解・組立 |
修理や改造内容の詳しい説明
集塵機用モーター
national製 型式:BM-FBH2 5.5kw 2P 200V
火災が発生し、水+消化器にて消化後設備を起動しようとしたところ、モーターが回らなくなったとの事で緊急修理を実施しました。
回転不能の原因は消火時に水が端子箱及びモーター内に浸入してしまった事が原因でした。
幸いにもモーターコイルはショートしておらず、モーターコイルの洗浄・乾燥で絶縁抵抗値は回復しました。
上記条件もあり、お客様の決断も早かったため、昼一から取り外し作業を実施し、修理完了後、朝一から現地に取り付け、復旧できました。
<現地取り外し作業時、端子箱内に水が浸入していました>
<モーター軸受の一部が水により錆腐食している状態でした>
<モーターコイル洗浄乾燥後、絶縁抵抗値は回復、巻き線抵抗値は異常なし>
<モーター組立状況>
<工場内試運転状況>
<四角いケースの中では羽根が回転し、集塵しています>
<現地据付・試運転完了>